ティピカルな四人暮らしのファミリーの引越しで試算してみます

まさしく、ホンダは〝軒下を貸して母屋 (ドル箱のアコード) を取られる″危険を感じた。ホンダ社内ではこれを 「LHショック」 と呼んでいるが、ホンダが本格的にムダを省いたクルマ作りをはじめたのはそのころからだった。

その活動が、当時「VEET」 (バリュー・エンジニアリング・イバリュエーション・チーム) と呼ばれていたものだ。第3章「品質」のトヨタ、「コスト」のホンダ コスト削減といってもさまざまな方法があり、一筋縄では括れないところがある。素材の
コストを下げること竺般的に行われているが、ホンダが重点を置いたのは、部品メーカー102との共同開発や、部品点数の削減、製造プロセスの簡略化などだった。しかしこれも試行錯誤の連続だった。例えばフィットの前に発売された「ロゴ」についてだが、販売価格を下げようとコスト削減に頑張ったのだが、できあがったクルマが安っぽく見えて、商品としてはいまひとつだった。「フォルクスワーゲンのルポとかポロは、比較的安いクウォリティは高い。